忌々しい事件が起きた次の日、くんはわたしの友人の美容師さんのところへヘアカットに行くことになっていました。
服のセンスはOKなのに髪型が「インド的8:2分け」じゃイカン、イカンと思って、「インド人改造計画」を思いついたのでした。
まぁ余計なお世話って言えば余計ですけど。
友達も「インド人改造計画」にのってくれて、改造は順調に進んでいきました。
バッサ、バッサと重い髪が切り落とされていき、最後にジェルでばっちりきめてもらった後には、
もうあのダッサ、ダッサのインド人はいませんでした。
それどころか「あれ??
かっこいいかも!!!」錯覚??
以前は全く似合ってなかった軟派風シャツが似合っちゃってますよ!!
ヘアカットの帰り道、わたしは二人の間をはっきりさせておいた方がいいと思いました。
くん
がわたしに好意を持っていることは、いくらわたしがボケボケしてても明らかでした。
また、わたしもくんが信頼できる人だと感じていたし、髪型変えたらけっこうかっこよく
なったし、くんがその気だったら付き合ってあげてもいいかなぁと思っていました。←ちょっと高飛車です。
でも自分から言うのはもちろんいやです。
そこで、、、、、、、、、、
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